南街反撃の前編。

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モ「チィッ、いいか、明日の公開処刑をお前達が襲うと思っている鬼達は、領主の館の警備を殆どしていないだろう。そのうち援軍を送ってやるからそれ迄持ちこたえろ。」 ス「援軍じゃと?」 モ「そうだ、だがそれから先はお前達次第だ。」 ス「そんな事で勝てるのかの?」 モ「勝てる?最後くらい派手に散ったらどうだ。」 皆「やってやる、どうせ最後だ派手にやってやるよ。」 皆口々に叫ぶ。 モ「攻める時間は公開処刑と同じ時間だ。」 ス「わかった。」 モ「じゃあな、明日はせいぜいがんばんな、帰るぞ、幸子。」 サ「あっはい。」 幸子は皆会釈をして部屋をでた。
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