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間もなく
ガサ・・・ガサガサ・・・ガサガサガサッ
草むらからジャイアント・シバが顔をだす。
「バウッ!ハァっハァっ・・・」
走り寄って来たポチはローズの前に来て尻尾を振りながら見下ろしている。
ローズ「ほらポチ―、朝ごはんだよー?」
ポチ「ハッハッ・・・」
目を輝かすポチにローズは
「ほしい?」
「バウっ!」
「でもあげない!」
「キューン・・・」
尻尾と耳を垂らしていじけるポチ。あんまりイジめるなよ・・・
「冗談よポチ。偉大なるローズ様、どうかワタクシめにをのご飯をくださいまし、って言ってごらん。」
「ウ―ワンワン!」
「世界で一番キュートでプリティーでラブリーなのは?」
「ワン!ワンワン!ハッハッ!」
「もー。そこまで言うならしょうがないわね。特別よ?」
言って・・・
ローズ「お手」
「ワフン!」
おお!ローズとポチの手が重なる。
「お座り!」
「ワン!」
「伏せ!」
「ハッハッ」
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