第2章

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悠真「さてと、ちょっと俺は用事あるからそこにある書類束にして留めとけ」 沙羅「あっ、はいッ!!!これですね。分かりました」 放心状態だった沙羅は悠真の声でようやく我に返った。 悠真「多分他の奴らもそのうち来ると思うから‥」 悠真はそれだけ言い残すとスタスタと歩いて行ってしまった。 沙羅「はぁ‥てか何この書類の量っ!!あの人鬼だ~」 沙羅が嘆いているとドアが開き翼が入ってきた。 翼「あー!!今朝の変な返事した人だ♪僕は朝比奈翼。よろしくね?」 可愛い顔立ちをしたその人はニッコリ笑うと嬉しそうに沙羅に手を差しのべた。 沙羅「うっ‥うん。伊集院沙羅です、よろしくね?」 翼「沙羅ちゃんって言うんだ。可愛い名前だね~♪あっ!!沙羅ちゃんチョコ食べる?」 沙羅「あっ、うん。ありがとう!!」 沙羅は翼に差し出されたチョコを嬉しそうに受け取るとすぐに口に放り込んだ。
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