第1章

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ピピピピ ピピピピー‥ 沙羅「ふぁぁぁ‥よく寝たぁ」 この物語の主人公‥伊集院沙羅(イジュウインサラ)は今日から晴れて高校1年生になる。 沙羅は目覚まし時計を止めて大きく1回伸びをすると今日から始まる高校生活に胸を踊らせた。 沙羅「おはよう、お母さん」 沙羅は真新しい制服に袖を通すと1階へと階段を下りキッチンにいる母と朝の挨拶を交わす。 母「おはよう沙羅。あら、似合うじゃない。」 母は一旦手を止めると振り返り沙羅の制服姿に思わず自分まで顔がほころんだ。 沙羅「本当に?ふふーん♪この制服着るのずっと夢だったんだよね♪」 沙羅はそう言うと全身鏡で自分の姿を映し嬉しそうにニッコリと笑った。 母「頑張ったかいがあったわね。さぁ、朝ごはん食べちゃいなさい」 母は出来上がった朝食をテーブルに並べると沙羅に座るように促した。
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