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凛「vipって生徒会のことだったんだね」
凛は机に突っ伏してウジウジしている沙羅をからかうようにツンツンつつき話し掛ける。
沙羅「も~訳分かんない、何なの?vipって‥何でわたしなのー?」
凛「よく分かんないけど‥なっちゃった以上はやるしかないじゃん?」
沙羅「そんなぁ~‥」
沙羅は再び顔を机に突っ伏す。
凛「元気出しなって。いちごポッキーあげるから」
凛は涙目になってる沙羅の頭を撫でながらカバンからいちごポッキーを取り出すと沙羅に差し出した。
すかさず沙羅は目をキラキラ輝かせニッコリ笑うと嬉しそうに受け取る。
沙羅「ありがとうッ!!わーい、いちごポッキー♪♪」
凛「本当に単純だよね」
沙羅「凛までお兄ちゃんみたいな事言わないで。」
今朝のやり取りを思い出し沙羅は少しムスッとする。
?「ちょっとこいつ借りてきます」
そう呟くといつの間にか真横に立っていた人物は沙羅の腕を強引に掴み歩き出した。
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