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「してもいい…?」
「……聞くの…?」
恥ずかしそうな顔で優杞が言う。颯大は頬を少し赤らめた。
「じゃあ…いいんだな?」
妖しい笑みで言う颯大。
それに優杞は静かに頷く。
颯大は優杞を抱えてベットに座らした。背には壁があり。優杞をそこに押し付ける。
「優杞…」
「颯大……」
「あーっ…!やべ…」
「………?」
「優杞さ…」
「うん……?」
「俺と……
結婚しようよ…」
颯大の突然の言葉に優杞の頭の中は真っ白になった。
「夢だから…とかじゃなくて、本当に結婚しよ…」
「本当に………?」
「うん…。絶対幸せにしてやる…」
「はは…、喜んで…!」
「やった…!」
それから、優杞と颯大は長い夜を共にした。
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