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…俺の名前は、『東谷喜斗(あずまだに、きと)』アダ名は『キート』高校一年生…
喜斗「俺ここで死ぬのか?」
時間はさかのぼる。
一時間前
???「キート、危ないって。」〓コレは俺の幼なじみ『神谷叶子』(かみや、きょうこ)あだ名は『カナコ』
喜斗「平気、平気、この山に何でも病気が治る薬草『不死病治草』があるんだろ‼」
叶子「でも噂だよ。」
喜斗「噂でもなんでも試さないと。」
叶子「(心の声・何でキートがこんなに必死なのかは、知ってる、重い病気を患ってるお母さんの為だ)」
喜斗「おっ❗アレかな」
叶子「でも随分崖の下だよ💦」
喜斗「平気、平気。」
叶子「(心の声・平気、平気は、キートの口ぐせだ。)」
喜斗「でも、どうやって、とるかな?」
ガラッ
喜斗「へっ💦」
ガシャッ
喜斗「うわぁ~💦」
叶子「キート~」
崖が崩れたのだ。
で…最初に戻る。
喜斗「俺死ぬのかな…まぁ頭を打たなかったのが不幸中の幸いだなぁ、でももう動けないし…」
パァァ✨
???「私と契約すれば、その命救いましょう。」
喜斗「誰だ。」
???「喋ると早く死にますよ。」
喜斗「(心の声・あんな親をおいて、死ねるか…、)契約でも何でもしてやる、俺はここで、死ぬわけには、いか無いんだ。」
???「じゃあ、契約して、くれるんですね。」
喜斗「あぁ。」
???「ちょっと待ってて下さい、コレコレ、じゃあ、口開けてコレ食べて下さい。」
喜斗「ムシャムシャ?、ごっくん」
✨
10分後
バラバラバラバラ
喜斗「あっ!救急隊のヘリだ❗」
………………
救急隊「落ちたのって、君だよね?」
喜斗「そうですけど?」
救急隊「驚きだなぁあんな所から、落ちて怪我一つしてない、なんて。」
喜斗「…あれっ、さっきの夢?(心の声・そう言えば薬草❗…無い〓まさか…)」
喜斗の家
部屋に入ると…
???「よっ❗です。」
喜斗「夢じゃ無かったのか…おい天使、聞きたい事が有る。」
天使「天使じゃ無くて私にはヱルって、名前が有るです…それと天使では無いです。」
喜斗「?それより俺をどうやって助けた?」
ヱル「不死病治草で、です。」
喜斗「はぁ…それがあれば母さんを助けられたのに…フツー魔法とかだろ。」
ヱル「魔法、を使える条件が…」
喜斗「このヘボ天使が💢」
ヱル「せっかく命救って上げたのに、何です、その言い様💢」
こうしての二人の奇妙な出会いは幕を上げた。
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