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「…その…ごめん…お前が…んな怒るとは思わなかった…。」
「………」
震える声で謝る銀時。
土方が銀時に向き直りスッと手を伸ばし髪に触ろうとしたがビクッと拒絶するかのように身を強ばらせる銀時。
「………!」
それを見た土方が手を引っ込めると銀時から離れそのまま玄関に向かい歩きだす。
銀時はその場から動かず土方の方も見ることはなかった…。
玄関を閉めた後暫くその場にたたずんでいた土方だったが軽く舌打ちし煙草を取出しに火を点けて一息吸い込む。
「……クソ…全部アイツ…総悟のせいだ…!」
銀時が自分を拒絶したのがショックだった。
イライラが収まらないまま土方は仕事に向かった。
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