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「お前が嫌じゃないなら、な?」
銀時は赤くなって首を横に振る。土方はフッと笑うと銀時を抱き締めた。
「住むのはここでいいか?お前が望むならどっか探すが…?」
「…ここでいい。」
小さな声でそう言って土方の背中に腕を回す。
「…分かった。」
そう言って銀時の身体を離す。
「じゃあ早速屯所出る手続きしてくる。すぐにとはいかねぇがなるべく早くここに来るから。あ、荷物も整理しねぇとな。大して量はねぇけど。」
そう言ってから銀時の頬にキスして出て行く土方。
一人部屋に残された銀時は脱力したようにソファーに座り込む。
「…マジでか。」
その後、結婚云々を広めたのは実は沖田だと判明。土方が怒って沖田を殴ろうとしたが沖田は…。
「…いつまでも煮え切らない土方さんの為にしてやったんでしょうが。むしろ感謝して欲しいですぜ?おかげで旦那と暮らせるんでしょう?」
悪びれた様子もなく平然と言ってのける沖田に土方は言葉に詰まり睨むことしか出来なかった…。
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