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「‥り、光っ!!」
「おっ、とー」
いかんいかん。トリップしてしまっていた。
しかも思わず地が出かけ‥ゲフンゲフン
「それで、今日話してた内容って転校生の事だろう?」
「そうだよー。楽しみだよねっ!!」
イノッチに転校生の事を聞かれ思わず目が光‥「っ、」
「ちょっと光っ」
「悠?どしたの??」
「そんな笑顔で、秀に話しかけないで‥??」
腕をいきなり引っ張ってきた張本人の悠に、
困った犬のように上目遣いで見られるなんて。
てか俺そんなにキモかったのか?
これからは、あまり地の顔を見せないようにしよう。
そんな事をブツブツ考えていた俺と、
イノッチに見とれて、ボーっとしていた悠は気づかなかった。
「王道転校生であるフラグがビンビンだな。」
イノッチが、そんな呟きをしていたなんて‥
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