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「え…?」
真由香の首に手を伸ばして掴み、自らの口を大きく開けて真由香の口から吐き出される黒い煙を美味しそうに体内に取り入れる。
「うっぐあ…う゛…」
「ご馳走さま、アンタの相手を思う憎しみと忙しい元気な守護霊は頂いたよ」
口元を服の袖で拭い、まるで脱け殻のようになってしまった真由香の頭を撫でた。
「代償は頂いたわ…復讐がし終わったらまた来るわ」
私は立ち上がって真由香を抱き抱え、カイトに渡して自宅まで送らせた。
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