『消極的な白煙番長』

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『消極的な白煙番長』

『お気に入り』が、誰にだってあるはずだ。 モノ、人、場所。形は様々だし、利便性に優れなくとも、それは本人の心をつかんでやまなかったりするし、とことん利便性を感じて使い続ける人もいる。 とりあえず共通することは、「これが好きなのは多分私だけだろう」と少なからず思っていることだ。 ―――ーだが、案外自分のお気に入りは、他人のお気に入りでもある。
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