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メール内容は買い物のお願いだった。
お兄ちゃんへ
学校からの帰り道に
卵とハムといつもの紅茶買って来てね
というメールだった。
弟は紅茶に無駄なこだわりを持っている。
そのため、専門店で茶葉は買っている。
専門店は商店街だ。
夢が現実になる
不良達の一人を蹴り飛ばすまでは
その後青年を一発KOするはずだった。
が、現実は違った。
青年は俺の一撃を軽く避けると
俺の首に警棒のような物を叩き付けた。
その瞬間身体に電撃が走る。
まるで、スタンガンで
撃たれたようだった。
だんだん意識がとうのく。
しばらくたって目が覚めた。
あたりを見回すと
不良達が倒れている。
その中には、さっきの青年の姿もあった。
なにがあったか分からない。
その時
〔転校生
頭をよぎる。
あたりをよく見回すと
転校生が立っていた。
{起きた?大丈夫?
転校生が尋ねてきた。
{うん。大丈夫。何があったの?
俺は問い掛ける。
{真君だっけ?君、そこの男の子に首殴られて気絶しちゃったんだよ。
転校生は倒れている青年を指さして言った。
{伊藤真だよ。これ転校生さんがやったの?
俺は問い掛ける。
{そうだよ。それと、飛鳥って呼んで。
飛鳥は軽く応える。
{えっ?
俺の頭の中には、疑問が浮かんだ。
{飛鳥が全員倒したの?
{そうだよ。
飛鳥はやはり軽く応える。
{真君も結構強いんだね。
〔も?もって事は俺以外も?それは、飛鳥自身の事かな?
俺は考えた。
{こいつらどうやって倒したの?
俺は尋ねる。
{どうやってって、普通にだよ。
飛鳥は応える。
{普通って素手?
確認する。
{そうだよ。
{一人で?
{うん。
俺は信じれなかった。
すると青年が、立ち上がった。
そのまま青年は飛鳥に殴り掛かった。
{ウォォォー
絶叫ににた叫び声をあげながら。
それでも飛鳥はすましていた。
{まだ生きてたの?
飛鳥は冷たく問い掛ける。そのまま飛鳥は軽くしゃがみ、拳を青年の首に打ちこんだ。
青年はアニメのように
ぶっ飛んだ。
その時俺は理解した。
飛鳥の強さを。
飛鳥はかなり強い。
この光景を見れば
全員倒したのも納得する。
飛鳥は圧倒的な力を持っていた。
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