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〔仕方ない救けよう。ここで会ったのも運命だ。 俺は転校生を救ける事にした。 幸い喧嘩には勝つ自信があった。 昔から合気道をやっていて今は初段だ。 普段学校でも、屋上で寝ていたら 不良に絡まれるのは日常だ。 だから戦闘には 慣れている。 そう考えていたら 不良達の一人に気付かれた。 {おいっ!テメー何コソコソ見てんだよ! {あ~面倒くせ~ 俺は呟く {おにーさん❤お金くれたら、見逃してあげるけど………どうする? 不良達のリーダーと思われる青年が口を開いた。 それと同時に何人かの不良に囲まれた。 {おにーさん、ピンチだね? 青年が問い掛ける。 {別にピンチじゃないけど 俺は挑発ぎみに呟いた。 {あっそ。なら………………やっちゃって❤ 青年が俺を囲んでいた不良達に言った。 それを聞いた不良達が 一斉に身構えた。 {面倒くせ~雑魚は下がれ 俺は冷たく言い放つ。 その瞬間一人の不良が 殴り掛かってきた。 身体をひねって それをかわし、 後ろに周り込んで蹴り飛ばした。 大きくぶっ飛んだ不良は そのまま電信柱に顔面から ダイブした。 {あ~あ、痛そう。お前らもこうなりたい? 俺は冷たく問い掛ける。 すると 青年が {下がれ。僕が相手する。 といって 前に出た。 すると青年はポケットから警棒のような物を取り出して構えた。 {僕がじきじきに相手してあげます。謝るなら今のうちですよ? {誰が謝るか! {いい度胸です。 周りの不良達がニヤニヤと笑う。 {では 掛け声と同時に青年は警棒のような物を振りかぶりながら、近ずいてきた。 〔さすがによけるのは無理だな 脳内で確認する。 〔よし捨て身でいこう 一人で頷く 俺は右手を振りかぶりながら 一歩踏み込みながら 右手を青年の顎に打ちこむ すると青年はよろめいて 倒れこんだ。 {失せろ 不良達は怯えながら 倒れた青年を拾い逃げていった。
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