きみがくれた宝物

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みんなからしょうちゃん、しょう君と呼ばれてる俺が通っているのは全寮制の男子校。 しかも山の上にどでんと建ってるから周りに女の子はもちろんいないわけで、性春真っ盛りな、性欲旺盛な俺ら高校生の欲望が向かう先は必然男になるわけで、俺にとっちゃあまさに天国!楽園! 女の子も男の子もイける俺は入学式当日からヤリまく…食い散らかしてるわけであります。あぁ幸せ。 自慢じゃないけど、そこら辺の可愛いチワワちゃんに笑いかけたら一発で落とせる自信があるし、誘わんくても寄ってくるぐらいやし見た目もいいと思う。 あ、別にナルシーちゃうで? …ちゃうもん。 「しょーうちゃん!りゅーくん!お昼食べよー!」 「ぐへあっ!?」 いつもの如く、後ろからの乗っかり攻撃に潰れた声を出し、りゅーくんに激突。りゅーくんさっきからごめん、ちょっと涙目なってる。でも許せ、俺は悪くない。 「しょうちゃんまたフミちゃん泣かせたってー?だめじゃん、フミちゃん打たれ弱いんだからさぁ」 俺のりゅーくんの膝に乗ってさっそくメロンパンに噛り付いてるこの女の子、それも美少女と見紛うばかりのふわっふわな髪の俺らの悪友はまなと。 でもこの人畜無害そうなチワワのような可愛い外見に騙されちゃあいけない。 第一こんな顔してるにも関わらず、やらかい女の子じゃない。もちろんあそこにはちんこも付いてる。 それに1番残念なのは…、ビッチなん。淫乱ちゃん。ヤリたがり。 俺よりタチ悪いんよ、こいつ。人寝てんのに上乗ってハメてくるわ、暇あったら舐めてくるわ…頭ん中それんことしかないんかいってぐらい。まぁ俺も人のこと言えんけどな。気付いたら尻ばっか考えてるもん。 あの子の尻いい形してんなーとか、ハメたら気持ちいいんやろーなぁとか…。…そういう時期なんですー、またため息つかないでりゅーくん! .
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