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「貴様…邪魔してくれやがって!」
あ、てめぇとか貴様とかコロコロ変わってるのは違うヤツだからだ。
えーと、こいつは仮に男Cとしよう。
話した順番的に。
「てめぇはあれか?ヒーロー気取りか?」
4対1という状況からか、ヘラヘラと笑っている男A。
「みぃ君!」って叫んだヤツな。
「いや別にそんなつもりじゃ…」
「マジかよ!この人数差分かってないのかコイツ!!」
ギャハハ、と下品に笑う男B。
てかセリフ遮るんじゃねぇ。
「コイツビビってんじゃね?」
「ギャハハ、違いない!」
「貴様何とか言ったらどうだ?」
矢継ぎ早に放たれる言葉に、もう帰りたくなった。
もうあれだよね、帰っていいよね。
というよりもうここにいる理由も無くなったし。
「あ、カバン返して。」
「ふざけんなぁぁぁ!!」
なんだようるさいな。
てかもう帰ろう。
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