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「そ、それで?!死に神が私に何の用!!わ、私を殺そうって言うのッ?!」
恐怖心を押さえようとすると、どうしてもがなり立てる様な話し方になってしまう。
相手の意図がわからない以上、これが得策で無いのはわかっているが、どうにも押さえようが無かった。
が、死に神はそんな私に別段気分を害した風も無く、尚も穏やかに続けた。
『いえいえ。殺す等とはとんでもない。私共は、確かに人の子から見ると禍神(まがつかみ)と言えるでしょう。けれど言われなく命を奪ったりはいたしません』
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