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「きゃあぁぁぁッ!!」
消えたはずの死に神がまた急に現れた。
それも私のすぐ横に。
息遣いが聞こえるほど側に、死に神の美しい顔がぞっとする笑みを称えている…
『あぁ…申し訳ございません…。また驚かせてしまいましたね』
額に手をあて、わざとらしく頭を振っているが、絶対に悪いなんて思ってない!!
目も口も。
ニヤニヤと笑みが張り付いたままだ。
「驚いたわよ!!いきなり近付かないで!!……って。ちょっと待った!!」
死に神を怒鳴り付けたところで、私は彼の爆弾発言に気付く。
彼は憎たらしくも、はい?などと惚けた様子だ。
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