THE 1ST 起点

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「…は?」 もくずが元々歪んでいる顔をさらに歪めて睨んでくる。 「これ以上僕にかかわらないでくれ」 なんだろう…この自信は。 何故かもくずがいつものように怖くない。 「お前…殺すぞ」 もくずに胸ぐらを掴まれて立ち上がらせられる。 それでも僕は表情を変えず、もくずから目を逸らさず、反抗した。 「こら~お前!!なにやってるか!!」 ドアから入ってきたハゲた担任がもくずを見て怒鳴る。 それを気にしないでもくずは僕の耳元で、 「今日の放課後覚悟しとけよ」 と呟いた。
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