1人が本棚に入れています
本棚に追加
「最近入った子でさ、ジャスミンは元気っ子で、アリスは隠れ巨乳で、もう一人は無口クールなのよぉ」
「そうね、苛め甲斐…じゃなくて鍛え甲斐のある子が良いんじゃない?」
それだと一言叫んで控え室へと消えて行く冴江、訂正する前に納得したのか訂正した後に納得したのかは不明だ。
~*~
「……以外だわ、夢野さんがコスプレ趣味なんて」
「望月さん、これはそのっ…違うんです!」
廊下掃除中にクラスの学級委員に遭遇した亜理子、学級委員の名前は望月凉子(モチヅキリョウコ)だ。
「何が、違うの?」
凛とした大和撫子の様な凉子、文武両道で才色兼備な神社の娘。
「いやっ…その、部長さんに勝手に入れられたと言うか…でも今日は自分から着てて…でも違うのですっ!」
「……ふふっ…、夢野さんって面白いのんくくっ…」
少しだけ憧れるカッコいい女の子が笑ってくれるのが嬉しかったり恥ずかしかったりする亜理子、お掃除頑張ってねと言って立ち去る姿に女の子でも見とれる魅力がある。
「望月さんカッコいいなぁ…」
「あの…、コスプレ部ってここですよね…?」
最初のコメントを投稿しよう!