世の中の不思議と提案

防災専門家とは？

全国に防災の専門家、有識者、町や市の防災課も含め、みんなで、いったい何人いるかわからないが、かなりの数だと思う。それにもかかわらず起きてしまった今回の東日本大震災。

地震や津波そのものを防ぐことは出来ないが、それらに対する防災という点で果たして万全だったのか、疑問に思う。

確かに、緊急地震速報や、各地域のハザードマップなど、防災対策が目に見えてる部分もある。中には目には見えないが進化してる防災対策もあるだろう。

しかし、今回の震災の被災者の数は、防災対策が万全だったというには多すぎる。

とりわけ、中には、自治体から、お金を貰って防災対策を委託されてる専門家もいるのではなかろうか。

もしそういった人がいるとしたら、その人は、まず、今まで受け取った報酬をすべて返すべきである。

あと、これは新聞の記事で知ったことだが、ある地域では、昔の津波を教訓とし、「ここより下に家を建てるな」と言った内容の石碑があるとか。

私から言わせてもらえば、コンピューターを駆使して結果は「想定外」の現代文化より、ほんの何行か書かれた昔の石碑のほうが、よほど、現実的な防災だ。その事を防災専門家たちは、謙虚に、真摯に受け止めるべきだ。そうでないと、いつまで経っても、コンピューターに頼り、「想定外」の結果しか得られないだろう。