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加えて話す手間が省けた、災い転じて福来る。
「出立日時はお任せ致します。
何か用があれば、ここに来て下さい。
自由に出入りできる様にしておきます。
では…成功を祈っています」
それっきりサフィラの声が響かなくなる。
ゆっくりと振り返り
そこに裸の女性が居ない事を確認して、イヴに視線を向ける。
「すぐに授業受ける?」
「興味ある」
いきなり教室に向かうのも
話が通っているかわからない
一度職員室に向かい、事情の説明をしてから
教室に向かおう。
イヴが眼帯を付け終えるのを待ち
付け終えた後、場を後にした。
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