第2話

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「優弥~お昼しよ?」 麻里の登場にクラスメイトは嫌な顔した 優弥はそれに気がついた 「何この教科書!今回も見事ね~」 麻里は周りに聞こえるようにワザと大きな声を上げた 「麻里、行こ」 「うん」 優弥は麻里を連れていつも一緒にお昼を食べる屋上まできた 「だんだんエスカレートしてきてない?優弥、大丈夫?」 麻里は心配そうに顔を覗き込んだ 「麻里、もう私の所に来なくていいよ」 「何言ってんの?」 優弥は前髪をかき上げて額を麻里に見せた
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