第2話

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「もううんざりしてたの!もうほっといてくれる?」 優弥は泣きそうになった。本心ではないからだ でもここで泣いてしまったら麻里はまた自分を心配してしまう 傍を離れなくなってしまう。麻里も自分と同じ目にあってしまう そんなことを考え涙をグッと堪えた 「もう二度と私に話しかけないでね。じゃ私行くから・・・」 「優弥!!」 麻里は優弥を呼びとめたがそなまま優弥は屋上を後にした しかし麻里には分かっていた優弥が本心で言っていないことに 自分を巻き込みたくなくて嘘をついていることに 「優弥・・・」 麻里は携帯を取り出しある人物へかけた 「もしもし、すいませんちょっと優弥の事で相談があるので時間貰えますか?」 その相手は・・・ もちろん巽だった 巽は麻里の声の様子からただならぬ気配を感じていた 「わかった。今日スタジオ来れる?」
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