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「優弥は私が被害に遭う前に突き放したんだと思います。あのコ自分のせいで私が傷つくのを見たくないんだと。昔からそーゆうコなんです。辛い事とかもいつも 一人で抱え込んで・・・。私が困ってる時はいつも相談乗ってくれるのに・・・
私だって相談ぐらい乗ってあげられるのに・・・」
麻里は涙が出てきた。自分の無力さに・・・
「優弥は麻里ちゃんに救われてるよ!優弥だって分かってるはずだよ。
だから今回突き放したんだよ。優弥も相当辛いはずだよ。だって麻里ちゃんに嘘ついたんだからね。」
巽は優しく麻里を慰めた
「だから麻里ちゃん。優弥の友達をやめないであげてくれないか?」
巽の言葉に麻里はまた涙が出てきたがはっきりと
「はい」
と返事をした
「麻里ちゃんもいい子だね~。一緒に優弥を守ろうね」
二人の優しい言葉に麻里は相談して良かったと思った
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