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「優弥なんで反論しないんだ?いつもだったらやり返してるだろ。」
佳孝は優弥のそばに駆け寄りたくてしょうがなかったが巽に止められていた
「巽、あのままほっとく気かよ!」
「巽さんどうするつもりですか?」
巽は優弥の痛々しい様子を見て今にも助けてやりたい衝動にかられていた
でも今ここで自分が出てってしまえばパニックになりもっといじめがひどくなるかもしれないそう思っていた
「もうすぐ昼休みだろ?優弥はいつも教室で?」
「いいえ。たぶん屋上だと思います。いつも私たちそこで食べてたから。」
麻里はあの日から屋上には行っていない
「よし、俺たちも昼にするか!」
「何をのんきな事・・・」
「佳孝、購買行ってパン買ってきて!」
「は~ぁ?俺パシリかよ。」
佳孝は巽の行動が面白くない
優弥を助けるどころか昼飯って・・・
いったい何考えてるんだ?
「佳孝さん、購買案内しますよ」
佳孝と麻里は購買へ向かった
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