第1話

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そーいえば卒業式って色々あるけど…まさか、優弥… よし、一か八かだ 佳孝は優弥に聞いた 「優弥!卒業式の日、誰かにコクられたりしなかったのか?」 「えっ!」 優弥は佳孝からの問いに 驚いた そんなこと聞かれると思ってなかったから・・・ 「まさか、誰にもコクられるわけないじゃない」 いや・・・コクられたけど・・・ 誰もが疑いの眼差しで見ている 「やだなぁ、私がモテるわけないじゃない」 アハハ・・・と笑ってごまかしてはみたんだけど解っちゃったかな? あやしい…絶対にコクられたな 佳孝は確信した 「水澤にコクられたろ」 「「えっ!?」」   佳孝と優弥は巽の言葉に同時に反応する 「なんだよ。二人でこっち見んなよ。そうなんだろ、優弥」 「そ、そんなのどーだったって…ねぇ」 イヤだな・・・ なんで解っちゃってんの? 光輝さん助けてよ~ 優弥は光輝に助けを求めた 「俺に振るなよ」 「優弥・・・マジで?」 佳孝は動揺している マジかよ。だって優弥、水澤が好きなんだよな。ってことは… 俺コクる前に振られたのか 佳孝は1人落ち込んでいた
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