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そーいえば卒業式って色々あるけど…まさか、優弥…
よし、一か八かだ
佳孝は優弥に聞いた
「優弥!卒業式の日、誰かにコクられたりしなかったのか?」
「えっ!」
優弥は佳孝からの問いに
驚いた
そんなこと聞かれると思ってなかったから・・・
「まさか、誰にもコクられるわけないじゃない」
いや・・・コクられたけど・・・
誰もが疑いの眼差しで見ている
「やだなぁ、私がモテるわけないじゃない」
アハハ・・・と笑ってごまかしてはみたんだけど解っちゃったかな?
あやしい…絶対にコクられたな
佳孝は確信した
「水澤にコクられたろ」
「「えっ!?」」
佳孝と優弥は巽の言葉に同時に反応する
「なんだよ。二人でこっち見んなよ。そうなんだろ、優弥」
「そ、そんなのどーだったって…ねぇ」
イヤだな・・・
なんで解っちゃってんの?
光輝さん助けてよ~
優弥は光輝に助けを求めた
「俺に振るなよ」
「優弥・・・マジで?」
佳孝は動揺している
マジかよ。だって優弥、水澤が好きなんだよな。ってことは…
俺コクる前に振られたのか
佳孝は1人落ち込んでいた
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