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優弥がバタバタ暴れていると巽の目がゆっくりと開いた
近距離で見つめあう二人
巽は一気に目が覚めた
「うお~わりぃ・・・間違えた」
えっ?間違えた?
優弥はドキドキしながらも今巽が言った言葉をちゃんと聞いていた
「お前何やってんだよ?俺を襲うつもりだったのか?」
「何言ってるのよ!ひっぱったのはそっちじゃない」
「そーなのか?悪かったな・・・」
優弥はさっき巽が言った事を聞いてみたかったが言葉が出なかった
「どうした?」
巽は優弥が大人しく何やら考え込んでいるのでちょっと心配になった
「なんでもないよ!私、中田さんとこ行ってくるから」
優弥はあわてて部屋を出て行った
巽は優弥が出て行ったあと頭を掻きながら
「俺・・・何やってんだよ・・・」
一人つぶやいた
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