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「何で・・・っていいでしょ?」
「よくねーよ。好きなんだろ?」
「好きだったの。でも告白された時はもう違ったの!」
優弥はやけくそで言った
「他に好きな奴がいるってことか?」
「えっ、そうなの?」
佳孝が乗り出して聞く
どうやら耳栓の効果はなかったもよう
「違うよ。そうじゃない・・・もういいじゃない。私の話は・・・もうみんなリハ始まるでしょ!行った行った。」
優弥はみんなを追っ払うように手を振った
みんなは疑がったまましぶしぶ部屋を出た
一人になるとイスに座り机に伏せる
は~疲れた・・・まさか本人目の前にして言えるわけがないじゃない
でもあんなこと言うなんて・・・見込みなんだな~
優弥はまた悲しい気持ちになった
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