第2話

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第2話

麻里の心配をよそに当の本人はあまり気にしてなかった 今度は靴かぁ~親に何て言おうかな~ 優弥の親はというと… やはり気にしてなかった 「優弥、そんなことたいしたことじゃないわよ!ただのやっかみなんだから。今のバイトやめたくないんでしょ?だったら闘いなさい! 靴なんて何足でも買ってあげるわよ!あっ、それとも靴箱に鍵つける?」 あの~普通親って心配するとこじゃないでしょうか?ケンカ買えって…まっいいけど… 似た者親子である しかし嫌がらせは収まることはなかった 麻里とはクラスが違うため優弥は完全にクラスで孤立していた 今日は何があるんだろ 机の中に手を入れると…生ごみが入っていた 回りはクスクス笑っている あ~あ また教科書ぐしゃぐしゃだよ 正直優弥も精神的にまいってきていた
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