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「良いですか博士、これは私が引き止めて博士が
“ええいどけ!”“うわ、何するんですか!”ガシャーンってなって欲情フェロモンに当てられた二人が見つめ合って、“アーッ!!!!”ってなる展開ですよ!
そんなBL落ち誰も期待してません!!」
「わかっておる…馬鹿か君は。
あのね、幾らか発情性フェロモンを嗅いだ所で同性には効果が出ない様になっておる。私の研究所に抜かりは無いよ。」
「それは何よりです。」
どうやら最悪の落ちだけは回避出来た様だ。
「所で三枝くん、君の開発した薬と言うのはどんな物なんだね。」
「はい、私のも人々の深層意識に訴えかける物でして…」
と言って三枝は黒い箱を取り出した。
「君もか。」
こんな偶然は中々考えられない。もしかすると彼は汁木博士が寝ている間に研究を盗み見たのかも知れない。
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