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「それと、もう1つ言えばこの学園の皆に女って事がばれた」
「ああ。頭下げた瞬間、かつらがぶっ飛んだってやつだろ?俺のクラスにも広まってるぜ?」
だってかつら軽すぎ
あんなことでかつらが外れると思わなかった~
「あとは……毒蛇」
紗柚と愁迩は瞬時に仕事の顔へと変貌した
空気が冷たく張り詰める
「確かナンバー3だよな?」
「うん。今日もこの学園に不法侵入してた。ここのセキュリティ甘過ぎだし。……とまぁそれは置いといて。豹牙が明後日、毒蛇を潰すらしい」
「それは……困るな」
これだけのやり取りでお互いの考えを理解し合えた2人
「白蝶としての仕事がある。それも警察からの要請。証拠隠滅を謀られたら全て失敗に終わる。それだけは何としてでも阻止したい」
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