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「ねぇ
なんでそんなに
女の子に冷たいの?」
「かんけーねーよ」
「かんけー無くないよ~
話すまで
帰さないよ!?」
「…分かったよ
話せばいいんだろ
俺には女子と仲良くする資格なんてないんだ…」
「えっ!?
どういう意味?」
「俺は
大切な人一人でさえ
守ることが
できなかった…
足が動かなかったんだよ!
彼女が
車に轢かれそうになっていたのに…」
…水滴が床を跳ねた
その音が
悲しくて
辛くて
まるで
彼の心情を表しているようだった…
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