3人が本棚に入れています
本棚に追加
「とりあえずだな、俺は十二体の悪魔の中で四時を司る。位の高い悪魔なんだぞ」
「十二?えっと…二十四じゃないの?」
「あぁ、朝から昼までは天使の野郎共の時間だ。悪魔は午後の一時から夜の十二時まで」
なるほど、だから十二なのか。
「で、一時から順に位が高くなる」
てことは…
「くまは下っ端じゃん」
「なんだと!!悪魔の中で時間を司れるのは十二体しかいないんぞ!!それだけでも凄いんだからな!!」
正直、くまが怒鳴っても迫力も何もあったもんじゃない。
「はいはい、ごめんね」
「なっ!?…」
俺の腕一振り…いや、睨み付けただけで殺せるというのに…
最初のコメントを投稿しよう!