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それはいつもと変わらない朝だった……
いや、はずだったんだ……
汎「ほら、深雪!もう7時半だぞ?遅刻してもいいのかよ!」
深『う…遅刻と睡眠ならあたしは睡眠を取る……おやすみ…』
朝、いつものように汎があたしを起こしに来てたんだ
汎「…ちっ、知らないからな……」
そういいながらも汎は決してあたしを一人にしていかないことなんて分かってるから
私はまだ布団の中に閉じこもる
……5分くらい経って、またうつらうつらし始めたときにまたしてもバタンと扉が開いた
汎「こら深雪!そろそろ起きろ!」
そして、汎が布団をぺりッと剥がし、あたしはしょうがなく起きて時計を確認する…
深『…まだ8時じゃん…………って!8時!?』
私は時間に驚いて、急いで部屋を飛び出す
深『うわぁん!汎のばかぁあああああああ!!』
汎「お前もこれで分かったろ?これからはちゃんと早起き………深雪!!」
急いでいた私は全く気づかなかったんだ…
階段を踏み外していたことに
深『きゃっ!』
汎「…深雪!
あたしの体が宙に浮いた瞬間、汎があたしの体を抱え込み、二人抱きしめあった形で階段から二人して落ちた
――ドタドタドタッ!!
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