死神からの招待状

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体格が良くて正義感があり、優しくてしかも腕っぷしも強い。 だがその反面、女性が苦手で情に脆い人物でもあった。 「横沢さんお元気ですかね?」 「……相変わらずの人情警部補じゃないかな?とりあえず横沢さんにも連絡しておいて。もしかしたらペンションの事とか、何か分かるかも知れないし。」 なつめは一つ頷くと、横沢警部補に連絡を取り始めた。 30分後、横沢からの連絡が涼輔の携帯に入った。 「あ!もしもし。北条さん?横沢です!」 「お久しぶりです。横沢さん。…実は横沢さんにお聞きしたいんですが……死神から手紙が来ました?」 涼輔の質問に横沢の声が一際大きくなった。 「Σ何で分かるんですか!?ι」 「何となくですけどι…その手紙、うちにも来たんですよ。…で?横沢さんは行くんですか?」 涼輔はメモ帳をボールペンで突きながら、相手の言葉を待っていた。 「行くつもりです。わざわざ名指しで来たんですから、この殺害予告を阻止するつもりっすよ!!」 興奮して『~っす』と話す横沢に、涼輔は電話越しに頷いた。 「横沢さんも殺人予告に思われたんですね?僕らも向かうつもりです。」
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