死神からの招待状

5/11
前へ
/26ページ
次へ
「死神って…何だか不気味ですねι」 怯えたようななつめの呟きに、涼輔はニッコリと微笑んだ。 「大丈夫♪なつめちゃんは必ず守るから。安心して。」 「涼輔さん…/////」 なつめは真っ赤になったまま、ニッコリと微笑んだ。 お互いに思ってはいるものの、なかなか口に出せないため、こういった些細なやり取りでさえ、幸せを実感出来るのは言うまでもない。 「…死神か…何も起きなければ良いけど…。」 そう呟きながら珈琲を飲む涼輔を、なつめはただただ心配そうに見つめ続けていた。
/26ページ

最初のコメントを投稿しよう!

5人が本棚に入れています
本棚に追加