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『ふぅ~』
扉を勢い良く閉めた
バン!!ミシ・・・
留め金の部分から壁にヒビが入るが保は気づかない。
『ふがぁ~、今日もいい天気だねぇ~・・・。』
窓を開けた保
シュッ・・ガシャン!!
木っ端みじんである
『えっ!?なに!?、そんな力入れてないんだけど』
自分の力加減がいつもと違うことに気付く。
『どうなってるんだ』
『それが貴方のチカラ』
どこからか語りかける声
『だ、誰だ!?』
『窓から失礼しす~』
『えっちょっ何?』
いきなりに窓から入る少女
『よっと、初めてまして、私、キュリアンと申します』
『???』
『フフフ・・・豆鉄砲喰らった顔・・・してますね。』
微笑む少女
『ここ・・・3階なんだけど・・・どうやって・・・』
今、ある状況でしかツッコめない保
『え~とですね~、たぶん神様から私が行くとお伝えが有ったと想うんですけど・・・』
保は首を横に振るう。
『あのじじぃ~はこういい事務的な仕事はいい加減なんだから・・・解りました、一から説明しましょう』
保はただ耳を傾けた。
『貴方は神の御加護を受けた選ばれし人なんですよ』
『はぁ~』
『そして私はその神に使える天使なんです』
『・・・で』
『いや・・・でって言われても。』
『つーか、悪戯なら他でやりな、お嬢さん』
『まっ!失礼な・・・貴方の四代前の祖先から絶賛活躍してた天使様を小娘扱いしていいと思って!』
軽く切れるジュリアン
『解りました・・・じゃあ、これでも観て、腰をぬかしてください!』
ジュリアンが祈りのポーズをとった瞬間、その白いワンピースに映える純白な翼が現れた
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