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side、??
何なんだ、
今のは…
私は目の前で起こった出来事が、信じられないでいる、
目の前でおこったのにだ。。
私は傭兵として行商人たちの警護をまかされていた、通常ならば問題はない道のりの筈だ、
だが、今回の主である商人は、ケチだった、
通常少なくとも4人は荷馬車の警護につくのに、私以外は雇わなかった。こんなので守れと言うのが間違っている…
だが、仕事は仕事傭兵ギルドから回された仕事を一度でも断れば信用にかけ、次が来るのがいつになるか解らなくなる、
仕方なしに受けた仕事だったが、主である商人は突然現れた竜に対して私を囮として使い、既にここより遠い場所に行ってるはずだ、、
いや、そうしんじたい、傭兵として、自分を囮にした私を、ギルドではきっと英雄のように扱ってくれるだろう…、、
私が死んだら家族には、ギルドから保険がおりるし…あぁ息子をもう一度抱きしめたかった…
って諦めていたのに、
急に明るくなったかと思えば、
私の目の前には人がいて竜と対峙していた、
後ろ姿だけだが、銀色の艶やかな髪の毛と長身な事以外は解らなかった、
だが
危ないと声を出そうとした時には、
目の前にいた人は居なくなり、
やはり竜が口をあけてそこにいた、
あぁ
幻だったのか、
と思った後に竜は左右に別れて倒れた、
二匹いた訳じゃない、
一匹が真ん中から左右に別れ血飛沫をあげ倒れたのだ。
その後ろには先ほどみた人が変わった剣をもち、変わらずに立っていて
竜が倒れた後に
此方をむき竜の姿をみたその人は
笑っていた…
まるで、何か嬉しい事があった時のような笑顔だった…
私は助けられた喜びと共に、
目の前の青年に対する恐怖が身体を支配するのが解った。
side、?? 終わり。
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