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「……っ、悠真」
貴方はいつでも僕を虜にさせる。
僕は視線をパソコンから愛しい健斗さんへと再び向き直す。
──あいしてるよ、けんとさん、こんなにも。
繋がる下半部に幸せと快感を感じながら健斗さんの顔を引き寄せ、深い──深いキスをしたんだ。
今、健斗さんが頭の中でずっと試行錯誤を積み重ね、描いている小説のラブストーリー。
そのモデルが健斗さんと僕であり、必然的に僕のことを仕事中でも考えてくれているのを知るのはもう少し先。
fin.
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