練習試合

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練習試合の朝を迎えた! 大樹は、朝か! 今日は日曜日、確か練習試合だったな!! 早速、グランドに向かわないと! 大樹は、口にパンを加えながらグランドに向かった! グランドに向かってる途中空を見上げると雨が降り始めた! 練習試合あるのかな? 監督から電話が掛かってきた! 「小場か!?」 「そうです!」 「今日の練習試合は中止だ!」 「わかりました!」 「しっかり、体休めろよ!!」 「わかりました!」 やっぱり、練習試合中止になったか! 今から何しようかな!? そうだ! 夏海に電話してみよう!! 「もしもし」 「夏海か!?」 「うん!どうしたの?」 「何か、話したくなったからさ!」 「そうなんだ!」 「練習試合無くなったから、今からデートしない?」 「デート!?」 「うん!デート!!」 「でも、雨降ってるしな。」 「多分、もうすぐ晴れると思うよ!」 「何で?そんな事言えるの!?」 「う~ん!何かそんな気がするから!!」 「まあ、大樹が言うなら信じてみようかな♪」 「じゃあ、デートしてくれるの?」 「うん♪」 「何時に、何処で待ち合わせする?」 「10時に!駅の前にある噴水の所で良い?」 「うん!良いよ!」 「じゃあ、10時ね♪」 大樹は、急いで家に帰りユニフォームから私服に着替えた! そして、大樹は10時になる5分前に待ち合わせ場所に着いた! 「さすがに、まだ来てないよな!」 まあ、好きな人とデートするのだから色々と準備が掛かるのは当たり前だけど。 「10時になる2分前か!!」 夏海が、こっちに向かいながら声を掛けてきた! 「待った?」 「嫌!別に、俺も1分前に着いたとこ!」 「なら、良かった♪待たせてたら悪いと思って♪」 「俺は、夏海が来るまで何時間も待つよ!」 「また、そんな事言っちゃって♪」 「疑ってるの?今、言ったこと本当だから!」 「別に、疑ってないよ♪ただ…」 「ただ…何?」 「嬉しかったの♪」 「それなら、良いんだけどさ!」 「それより、デートに行かないの?」 「そうだね!行こうか!!」
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