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俺が座っているベッドを囲むように椅子を並べ円形を作る
それを確認してから自己紹介は始まった
「じゃあとりあえず言い出しっぺのあたしから!名前は園崎彩(ソノサキ アヤ)高月君は彩ちゃんって呼んでたよ」
「そうなのか?」
女の子を気楽にちゃん付けしてたとは…俺ってそういうキャラだったのか?
「嘘をつくな嘘を。高月はお前のことを園崎さんって呼んでただろうが。記憶がないからって捏造はするな」
「あーばれちゃった。榊君のKY」
「なんとでも言ってろ。俺は間違ってない」
「はいはい、正論ですねー」
「とりあえずとっとと進めろ」
「ほーい」
そういうと、彩ちゃん…じゃなくて園崎さんは話しを続けた
「好きなものはプリン。ちなみに駅前のフランジェっていう店の限定プリンが特に好きです、これ重要。あと情報収集が得意だよ。高月君と榊君と美奈ちゃんとあたしは同じクラスメート。まぁ大まかに言えばこれくらいでいいかな?わからないことはまた聞いてね」
そういうと園崎さんは着席し、次は榊君ねーと促している
同じクラスか。よくつるんでた仲良しグループだったのかもなこの四人は。とりあえず今は自己紹介に耳を傾けないと
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