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「ありがとう、斗真。」
ちゅ…
「…ん~?」
触れるだけのキスをすると斗真が目をさました。
「ぉはよ//」
そう言うと斗真はニヤニヤしながらつぶやいた。
「姫乃からのちゅーゲット笑」
「黙れ、笑」
「あ、そうだ姫乃!」
「なに?」
「アメ食べる?」
つい吹き出しそうになった。
どうして急にアメ?
っていうかキャラじゃない(笑)
「ん、ちょーだい笑」
「はいっ」
差し出されたアメをお礼を言って受け取る。
「何これ、占い付?」
レモン味のアメには不細工なカラスのキャラクターが吹き出しを使い占っていた。
【今日はウルトラハッピー!!】
「ねぇ斗真、この占いよく当たるんだね。」
「おう!これいろんな味があるんだ。俺のお気に入りッ。」
そっかぁ…。
カラスのアメ
私も買ってみようかな。
斗真のお気に入り
私もお気に入りにしたい。
アメを口にいれると甘酸っぱいレモンの味が口の中に広がった。
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