534人が本棚に入れています
本棚に追加
私は泣きながら笑った。
それを見た斗真は優しく微笑み、私の頭をなでた。
「大丈夫。前のやつなんて思い出させない。俺にはお前しかいない。
愛してる。」
こんなに幸せで良いのかな。
こんな汚れた私を求めてくれて、包み込んでくれる人に出会えた。
ありきたりな台詞ではあるけど私は世界で1番幸せ者かもしれない。
斗真の優しい手が優しい舌が私の体に触れる。
割れ物を扱うかのように、大事に、ゆっくり、優しく…
「…入れるぞ」
「うん…」
不安はあった。
でも恐怖はなかった。
ずっとずっと斗真は私を抱きしめててくれたから。
最初のコメントを投稿しよう!