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「…ッ」
目が覚めた。
ここは…斗真の部屋。
そっか。私、斗真と…。
横では斗真がスヤスヤと寝ていた。
かわいい…。
こんな幸せな行為だったなんて夢にも思わなかった。
男の欲求を満たすための自分勝手な行為だと思っていた。
女は我慢しなければいけないものだと思っていた。
違うんだね。
斗真と1つになったとき幸せすぎて涙が止まらなかったよ。
何度も何度も
「痛くない?大丈夫?」
って聞いてくれて、私が疲れたらすぐに止めた。
斗真は自分の欲求を満たしたいわけじゃなかった。
私のことを1番に考えてくれた。
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