~2章~

38/39
前へ
/79ページ
次へ
--------------------------- ------------------- ------------ 「…ッ」 目が覚めた。 ここは…斗真の部屋。 そっか。私、斗真と…。 横では斗真がスヤスヤと寝ていた。 かわいい…。 こんな幸せな行為だったなんて夢にも思わなかった。 男の欲求を満たすための自分勝手な行為だと思っていた。 女は我慢しなければいけないものだと思っていた。 違うんだね。 斗真と1つになったとき幸せすぎて涙が止まらなかったよ。 何度も何度も 「痛くない?大丈夫?」 って聞いてくれて、私が疲れたらすぐに止めた。 斗真は自分の欲求を満たしたいわけじゃなかった。 私のことを1番に考えてくれた。
/79ページ

最初のコメントを投稿しよう!

534人が本棚に入れています
本棚に追加