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「蓮の夢って何?」
「んー?」
「私は叶わないから……」
幼なじみの君が悲しそうに笑った。消えそうな儚い笑顔が今でも頭から離れない。
「俺?……俺は―――」
君があまりにも悲しそうに笑うから
君が消えそうだったから
俺は口を開いた。
あの時君に打ち明けた夢の話のことは上手くいっているよ。
まわりの大人たちは理解もせずに抑えつけようとしてきたのに
「蓮ならできるよ!頑張って」
君は笑って応援してくれた。
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