アビス

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>>めろん<< ルーク、ティア、アニス、ガイ、ナタリア アニス 「隠れながら進むのって、何かドキドキするよね」 ガイ 「そうだな。しかしこれじゃあまるでかくれんぼだ」 ルーク(短髪) 「かくれんぼなんて、子供の時以来だな」 ガイ 「そういやルークはかくれんぼの天才だったな」 アニス 「へえ、ルークすごいじゃん。そういうセコい技は得意なんだ」 ルーク 「…う…せこくて悪かったな」 ガイ 「ま、あれだ。見つかりそうになったら、すかさず移動して別の場所に隠れる。 そういう悪知恵は働くんだよなあ」 アニス 「ふーん、でもアニスちゃんと勝負したら、絶対アニスちゃんの勝ちだもんね。 やっぱ、かくれんぼは、可愛くて小さい体で上手く隠れられる人が有利だよ」 ルーク 「自分で可愛いっていってら」 アニス 「何よ。アニスちゃんは可愛くないとでも言う訳!?」 ルーク 「セコい男に何言われたって気にすることねーだろ。ミュウ並みに色気なしのくせに」 アニス 「ミュウ並みとはなによぅ! 私だって成長したら、ティアみたいにでっかくなるんだから!」 ルーク 「ばーか。お前があんなメロンになる訳ねーだろっ!」 ティア 「メ、メ、メロンって何なのよっ! あなたたち馬鹿!? 少しは静かにしなさいっ!」 (超動揺) ナタリア 「…ティア、あなたの声が一番大きいわよ」 ティア 「…ご、ごめんなさい…」
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