ヴェスペリア

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>>騎士団への想い<< ユーリ、フレン、ラピード フレン 「ぶっ、くっ、ははは、あっはははは」 ユーリ 「お前なぁ…。 そんなに笑い堪えるのが大変ならちゃんと似合わねえって言ったらどうだ?」 フレン 「なんだ、やっぱり自覚しているんじゃないか。 気に入って着ているようだから、率直な感想を言うのもどうかと思ってたんだ」 ユーリ 「別に気に入っているわけじゃねぇよ。着替えるタイミングが逃してるだけだ」 フレン 「…僕は、また騎士団に戻ってくれるのかと思ったよ」 ユーリ 「戻るわけないだろ? 袖を通したのだって、ただの気まぐれだ」 フレン 「その気まぐれでも?」 ユーリ 「万に一つでもそんな気まぐれは起きないな」 フレン 「なんだ、残念」 ユーリ 「全然、残念そうじゃないぜ?」 フレン 「そうかな?」 ユーリ 「ったく、顔が笑ってるっての! 人のことからかいやがって…」 フレン 「残念だけど、自由な姿の方がユーリには似合うね…」 ラピード 「クゥーン…」
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