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やっぱりいつ来てもいい感じ…
私は深く、深呼吸する。
ピアノはその建物の中のずっと奥に置いてある。私はピアノの方へ進み、辿り着いたピアノに手をかけて目を閉じた。
笑顔の父と母に会うために…
そして笑顔でまだ過ごせていたあの頃の私に会うために…
あぁ…あの頃の私…笑ってる…
パパもママも笑ってる…
笑顔の両親と私…だけど…泣いて泣いて泣き崩れる私もチラチラと顔を出す…
そう、泣き崩れる私は12年前の私…
12年前、私の人生は一変したんだ…
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