一章

8/8
前へ
/115ページ
次へ
【男視点】… 男「まずいな‥ ちょっと遅くなってしまった、 早く帰らなきゃ」💦 タッタッタッ 猫「まったく💨 お前が面倒事などを 持ち込むから遅くなってしまっただろう」ブツブツ… 男「しょうがないだろ💦名前を 返していたんだから、 ニャンコ先生だってあの妖に 喧嘩をふっかけて止めるのが大変だったんだぞ」ムッ ニャンコ「あ奴が先に始めてきたんだ。大体夏目お前はッん?」 夏目「どうしたんだニャンコ先生?」 …突然立ち止まった ニャンコ先生の視線の先には、 女の子が歩いていた。 夏目『‥あ~猫が喋ったら可笑しいもんな(笑)知らない子だな、 この辺じゃ見ない顔だ。』 そんな事を思っていたら、あの子が‥ 呉「こんにちは」ニコ 夏目「こんにちは‥」ペコ ニャンコ「ジーー」ガン見 挨拶してそのまま通り過ぎていった。 こうゆう時無愛想がイヤになる💧 何かニャンコ先生は、何故かガン見してるし💦 夏目『何見てるんだ💦先生~』←心の叫び(笑) ニャンコ「あの娘変な感じがするな‥?」 夏目「変?俺には普通に見えたが…、まさか妖か!」バッ 振り向いたがあの子はもういなかった‥ ニャンコ「いや、気のせいだ、 何でもない。行くぞ夏目!」テクテク 『アレは…まさかな💦そんなはずはない‥。』 夏目「ちょっ!何なんだ💦 待てよニャンコ先生~。」ダッ これが二人と一匹の出逢いであった‥。 この出逢いが偶然なのか、 はたまた必然なのかは、 誰にも解らない。
/115ページ

最初のコメントを投稿しよう!

232人が本棚に入れています
本棚に追加